ボーイフレンドを得た副産物

好きな子に、「なんだあんなヤツ」とパカにされないために机に向かう。クラブ活動だって、今までより積極的にやる。彼が同じクラブの子だった場合、どうしたって熱心にやらざるを得ない。今までより刺激があるから、勉強も遊びも、生き生きとやることになる。10代ならではの彼とのつきあい方。これはあくまでもよきボーイフレンドを得た副産物であるけれど、度を越すと、遊ぶのも二人だけになって秘密めいてくる、逆に勉強も手につかない、ということにもなる。そのあたりが難しいところで、どの程度自分の気持ちを制御できるかが問題になってくる。もしそうしたことを避けようと思うなら、特別の友だちはつくらないこと。私の知人のお嬢さんはこう言っていた。

同じクラスで特別の相手がいる

「同じクラスで特別の相手がいると、他の男の子とつきあいにくくなるから…」彼女はできるだけみんなとつきあいたいという。彼女の通う学校は、いわゆる受験校ではなく、むしろの多い学校である。暴走族に入っている子やつっぱっている男子生徒もいる。けれど彼女は、級友としてそのツッパりの男の子たちとつきあってみて、エリートの男の子たちよりむしろほんとうは心優しく、友だちを助ける正義感にあふれていることを発見する。これは実に大切なことで、格好や環境や学校の成績などの外的条件で人を見ないことの必要性を示している。お金もちで家柄がよく勉強のできる子が、実は冷たい心しかもちあわせていないエゴイストであり、人に勝つために、ずるいことも平気でする人間であるということはよくある。同級生やまわりの男の子とはできるだけ偏見をもたずにつきあってみてほしい。その間に自然に男を見る目、人を見る目が育ってくる。私の高校時代、学校に反発してストを起こし、退学処分になった人がいた。

様々な友だちとつきあう

実にナイーブな友だち思いの優しい人で、なぜその人がやめなければならないのか、学校側に不信を覚えた。問題児のほうがかえってナイーブで心優しいものなのだ。そうした子を孤立させないためにも、あなたが様々な友だちとつきあうことは好ましい。男女交際は、大学合格への特効薬?好きな男の子ができることはごく自然なことだ。私の代、今から三十年以上前だが、特定の男友だちをもっている友人は多かった。一年学年が上のテニス部のキャプテン、勉強もいつも学年で一、二番というその男子生徒は、同じテニス部の女生徒といつも一緒に歩いていた。